銀つき革 ふだんの汚れは乾いた布で落とします。汚れがひどい場合は、まず中性タイプのクリーナーで汚れを落とします。その後に中性タイプのクリームを薄くムラなく塗って、ツヤを出すと同時に、革に栄養を与えます。
ぬめ革 水や油を吸収しやすいので、シミになりやすいという性質があります。使っているうちに色合いが変化するエイジングの楽しみもありますが、新しいうちにぬめ革専用クリームか、保護スプレーで汚れがつかないよう予防することも大切です。なお、一般的なクリーナーやクリームはシミになるので、使うなら消しゴムタイプのクリーナーを選びましょう。
エナメル革 革の表面に、ポリウレタンなどの合成樹脂を塗って仕上げたものです。水に強いのが特徴です。その反面、寒さや熱に弱く、ひび割れなどが起きることがあります。一般的なクリーナーで汚れを落としてよくふき取り、エナメル革専用のクリームを塗って柔らかい布で磨きます。
ヌバック革・
スエード革・
ベロア革・
バックスキン
起毛タイプの革は毛の間にホコリが入るので、汚れやすいといえます。また、雨にも弱いので、濡れると色落ちすることがあります。起毛革専用の保護スプレーを使って、新しいうちに予防することが必要です。汚れは、これも専用のブラシで落とし、汚れが落ちにくに部分には、消しゴムタイプか天然ゴムタイプのクリーナーを使いましょう。