オイル
仕上げ革
動物性油などを十分に含ませて仕上げている革なので、水に強く、独特のぬめり感があります。ただし、手入れをしないと油分が徐々に抜けてツヤがなくなり、カサついてきたりします。一般的なクリーナーで汚れを落とした後に、動物性のクリームを塗り込んでなじませるようにしましょう。
白い革 白い革は、日光や照明の光にさらされると、色やけすることがあるので注意が必要です。ふだんは、クリーナーを使って汚れをこまめに落とすようにしましょう。白い革専用のクリームを塗ると、白さの維持につながります。

■合成皮革・塩化ビニール・人工皮革

いずれも石油由来の原料でできているので、水には比較的強く、濡れても水分をふきとれば変質することはないでしょう。その反面、油分には弱く、ベンジンやシンナーなどに触れると、表面が変質したり、変色したりすることがあります。ハンドクリームやマニキュアの除光液などでも変質することがあるので、注意が必要です。また、熱にも弱いので、暖房器具などの近くに置くことは避けましょう。